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2005年2月20日 日曜日

おじいちゃんの楽譜

この間の3連休に、パパとママが東京ディズニーランドに来るとかで上京してきました。なんでも以前わたしがプレゼントした旅行券を使ったみたい。その3日間は、東京見物やホテルの道案内とかしてめずらしく親孝行をしました。わたしは、高校のとき実家を出てから数えるくらいしか帰省してないので、じっくり話をしたことってあんまりないんです。とくに家族の話とかってほとんどしたことがなかったのでそれまで気になっていたことを聞いてみようと思っていました。

パパやママやキョウダイのことは大体わかるけど、わたしが聞きたかったのは、母方のおじいちゃんのことでした。おじいちゃんのことは、以前にもおじいちゃんの家に書いたことがあります。わたしが最後におじいちゃんの家に行ったとき、小さい頃立ち入り禁止だった倉の中から、おじいちゃんの物だった音楽の辞書や楽書や楽譜を見つけて、改めておじいちゃんが音楽の先生をしていたんだって聞いた話を思い出したんです。おじいちゃんはわたしが小学1年の時に亡くなってしまったんですが、今から考えると、せっかくわたしも音楽をしているので、生きているうちにいっぱい話がしたかったなぁと常々感じていたんです。

パパとママが上京してくるちょっと前に、音粒のじおと、おじいちゃんの話をしたことがあったんです。その時にじおに「おじいさんはどこの学校の出身なの?昔って音楽の先生になるのにどんな学校に行ったんだろう?」って聞かれたんです。そう言えばどこの学校なのかしら?教育学部とか音大とかに相当する学校ってどこになるんだろう?今まで自分のおじいちゃんがどこの学校の出身なのか考えたこともなかったんです。

「おじいちゃんって、どこの学校に行って音楽の先生になったの?大学とかあったの?」
いきなりわたしが聞いたのでママはびっくりしたみたい。
「おんなじ音楽やってたのに話聞いたことなかったし、おじいちゃんの楽譜とか見たことあるし、やっぱり知りたいもん。」
そう言うと、ママは嬉しそうに話してくれたのでした。

ママ「おじいちゃんはね、師範学校を出たの」
私「師範学校って教育学部みたいなもの?」
ママ「詳しくはわからないけど、まぁそうだと思う」
私「それで、学校の先生になったの?」
ママ「しばらくは、歌劇団で仕事してたみたい。音楽の仕事とか美術(小道具やセットなど)作ったりしてたんだって」
私「そう言えば、美術の先生もしてたんだっけ」
ママ「そうそう。最終的には実家にもどって学校の先生をしたの」
私「おじいちゃんの家の倉で楽譜とか見たことあるよ。あれどうしたの?もしかして処分した?」
ママ「するわけないでしょ…そうだ、お前、おじいちゃんの楽譜もらってくれる?」
私「え、いいの!?めちゃ嬉しいんだけど!!!」
ママ「だってママ、音楽のことはわからないしね。おじいちゃんの絵とか美術関係は、まぁママが絵を書くからママがもらっとくね」

こうして思いがけないことに、おじいちゃんの音楽の書籍とかを形見としてもらえることになったんです!高校生のとき、おじいちゃんの楽譜を初めて見た時にもすごい衝撃を受けたけど、大人になってから見てみると、そのときにわからなかった事がわかったりして違った意味で衝撃を受けるんじゃないかって、めちゃめちゃ期待してしまうわけなんですが♪どうやらおじいちゃんの手書きの楽譜なんかもあるみたいで、すっごいドキドキしてしまうんですが、この気持ちはいったいなんなのでしょう(笑)

投稿者:はるしゃ | 23:38 | コメント (2)

2005年2月 1日 火曜日

キョウダイアイ?

さっきママから電話があって思い出したんですが、明日は姉の誕生日です。弟とは年が一つしか違わないので仲良しだけど、姉とは離れているので、一緒に遊んだことがほとんどありません。

姉とわたしは、全く性格が違うし、背丈もキャラも違います。ついでに好きなことと嫌いなことが全く反対で、顔も全然似ていません。おまけに音楽の好みも全く合いません。でもね、なぜか声だけは似てるんです。田舎のなまりが残った話し方もそっくり同じ(笑)声の高さが微妙に違うかもしれないけど、一緒に歌をうたうとやっぱり相性がいいんです。

弟の結婚式でわたしが曲を作って演奏した時のことです。「お前はいっつも、弟!おとうと!弟!だなぁ」と言われました。「お姉ちゃんの時にも、お姉ちゃんの好きな曲ピアノ弾いたし、別に歌までうたったじゃん」と答えたら、「お姉ちゃんには曲つくってくれないの?」と言われました。それで思い出したんですが、そう言えば作ってました!

わたし「作ったじゃん、お姉ちゃんの曲」
姉  「そうだっけ?」
わたし「ひどいよ!作れーって脅したじゃん!!!」
姉  「覚えてない」
わたし「お姉ちゃんが結婚するときに演奏する曲作れって、お姉ちゃんが高校生の時」
姉  「そう言えば…」
わたし「曲のタイトルも”鐘が鳴る”っていう名前で教会で結婚式できるようにさぁ」
姉  「ああ、思い出した(笑)ピアノだけの曲だっけ?」
わたし「そうそう。忘れるなーーー!」
姉  「完全に思い出したけど、どうして結婚式で演奏してくれなかったの?」
わたし「えーと、だからお姉ちゃんが違う曲指定したからじゃん」
姉  「そっか、忘れてた」
わたし「わたしも忘れてた。曲の存在も忘れてた」

そんなわけで、とっても仲のよいキョウダイ?なのでした。
それにしても、変なとこばっかり似るのはなんでかな(笑)

投稿者:はるしゃ | 23:32 | コメント (3)