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2003年9月26日 金曜日
ボケボケ星人
わたしのボケは、とうとう日常生活に支障をきたすようになってしまったらしい。
今日、会社の中で迷子になってしまいました(汗)
気がついたら、見たこともないところに立っていました。
ここはどこじゃ?また迷子か?あたりは薄暗くてよく見えません。
目がなれてきてよく見たら、駐車場でした。
後でわかったことですが、そこは会社の駐車場でした。
どうやら(非常)階段を下りすぎて地下まで行ってしまったらしいのです。
今の会社で働いて1年半になるけど、
そうか、会社の地下に駐車場なんてあったんだ、知らなかった(笑)
2003年9月24日 水曜日
すれ違う人
わたしが働く会社はオフィス街にあるので、
適当な値段で外食できるお店がほとんどありません。
なのでお昼時になると、お弁当屋さんや屋台がたくさんやって来ます。
その種類はバラエティーに富んでいて、
普通のお弁当屋さんはもちろん、カレー屋さんだけでも5軒以上来ているし、
パスタ屋、冷麺屋、タコライス屋、ビビンバ屋、卵料理屋、喫茶・・・等など。
お昼時だけ、そんな屋台が同じ道沿いにプチ店舗を出店していて、
たくさんの会社員たちで、ごった返しになるのです。
そんな贅沢な環境で働く人たちの舌は肥えていて、
人気のあるところは毎日行列ができるし、
そうでないところは、あっという間に来なくなってしまいます。
人気を得て固定客がついたところでも、
毎日20軒もの屋台が並ぶ中で生き残るのは大変そうです。
あまりにも競争率が高いため、
曜日によって来たり来なかったりする店があったり、
日替わりでメニューをかえたりする店もあるので、
飽きないし、値段も安いし、味もいいのです。
わたしは食べ物のスキキライが激しいのに加えて、
どうしても屋台で働く人の人柄を見て、食べるものを選んでしまうので、
必然的に利用するところが決まってきてしまいます。
わたしが人なつっこいので、
働く人も覚えてくれたりして、暇な時にはアレコレ立ち話しちゃったりして…
そうするとプライベートなことを教えてくれたり、わたしも話すようになるし、
その頃には情も湧いてしまって、すっかり打ち解けてしまいます。
田舎の話とか、将来の夢の話とか、新商品の相談とか、そんな話までしてくれちゃうと、
わたしも聞いているだけで嬉しくなってきます。
本当ならすれ違うだけけの人なのに、ちょっとした人間関係が作れるのかなって思っちゃう。
その人たちにとっては単なる営業トークだけのつもりなのかもしれないけど、
少なくともわたしにとっては、通うたびに必ず人のぬくもりを感じる場所になっていました。
寂しがりやのわたしだけが、そう感じているのかもしれませんが。
わたしが特に気に入っているのが「お粥屋さん」です。
ちょっとタイ料理風で、お粥の中にナンプラーやコリアンダーを入れるのです。
ビーフンの麺もやっていて、好みでトムヤンクンのスパイスも加えてくれます。
わたしが頻繁に通ったので、
予約専用の電話番号のほかに、お兄さんの携帯番号まで教えてもらうほど常連になりました。
わたしが買いに行くと、遠くのほうからでも立ち上がって迎えてくれるのが嬉しかった。
この前、そのお兄さんが「来週から(週3日だったのを)週2日になるから」と言いました。
わたし「新しい場所、開拓するの?」
お兄さん「う〜ん…まぁ、そんな感じ」
そういう変更はどの店でもよくあることなので、その時には気にも留めなかったけど。
先週お粥屋さんに行ったら、いつものお兄さんのかわりに別の人が来ていました。
以前、一度だけお兄さんと一緒に来ていた人。
たしか、一緒に仕事をしていて、普段は別の場所に行っていると聞いたことがある人。
わたし「○○さんは?」
その人「あー、やめちゃったんですよ」
わたし「え!?なんにも聞いてないですよ!」
その人「もしかして、はるしゃさん?」
わたしがよく予約の電話をしているので、その人もわたしのことを知っていました。
わたし「あ、そうです。はるしゃです」
その人「なんにも聞いてないですか?」
わたし「そう言えば、週2日になるって言ってました」
その人「そうそう、○○がやめちゃったんで、2日だけになっちゃうんです」
わたし「そういうことだったんですか…でも、なんでやめちゃったんですか?」
その人「家庭の事情とか言ってました。はるしゃさんには言いにくかったんでしょうね」
今にして思えば、最後の様子がおかしかったかもしれません。
それまで1年半もの間、仲良くしてくれた人に突然会えなくなって、
すごいショックを受けてしまったわたし。
胸のあたりがキュ〜ッとなって泣きそうになってしまいました。
会社に戻って。
友達A「あ、お粥屋さん行ったんだー」
わたし「うん………、お粥が売り切れで、麺にした」
友達B「?」
すごく仲良くしてくれている2人に、隠しごとなんかできるわけありません。
2人はわたしの異変にすぐ気がつきました。
わたしはその場で泣いてしまいました。
何があったのかと動揺する2人に、泣き泣きそのできごとを話したのでした。
その時、買ってきたビーフンの麺は、なんだか味気ないような気がしました。
それから5日ほどが過ぎました。
教えてもらったお兄さんの携帯には、とうとう電話できませんでした。
お兄さんが、わたしにやめることを伝えられなかったように、
わたしも、どうしても電話する勇気がありませんでした。
でも、考えて、
すこし寂しいけど、これでよかったんだと思うようになっていました。
世の中、すれ違う人ばかりだけど、
時には立ち止まってくれる人もいるんだなと、気づいたから。
いったいこれから何人の人が立ち止まってくれるんだろう…
そんな事を考えながら、
次はどんな人と仲良くなれるのかなと期待しているわたしがいました。
2003年9月19日 金曜日
方向音痴にはカーナビ!?
何ヶ月か前のことですが、
道に迷ったことがないという友達に、方向音痴を治す方法を聞いてみました。
そうしたら「カーナビを持つといいよ」と教えてくれました。
カーナビがどんな物なのか見たことがないのでよくわからないけど、
なんでも、行き先を入力するとリアルタイムで道順を案内してくれるのだそうです。
しかも音声ガイドなので、
わたしみたいに地図も読めず、メカもダメな人にも扱いやすいらしい。
とにかく、方向音痴の人はみんな持っているというのです!
カーナビの話は聞いたことがあったけど、
たしかに場所を教えてくれるものだし、方向音痴にはいいのかも。
その話を最近思い出したわたしは、カーナビが欲しくなりました。
そこで会社の友達2人に相談しました。
わたし「カーナビ持ったら方向音痴が治るんだって。欲しいなぁ。」
友達A・B「…カーナビ?l車につけるアレ?」
わたし「そう。でも高いよね?」
友達A「20万くらいするよ!」
友達B「バッテリーが大変そう」
友達A「その前に持ち運びが大変だよ」
わたし「そんなに高いの?そんなに大きいの?」
友達A「はるしゃが車の免許もってないの、その人知ってるの?」
わたし「…うん、知ってる。ちなみに車関係の仕事している人」
友達B「くすくす(笑)」
友達A「からかわれたんだよ(笑)」
わたし「!!!」
はたしてその人は、本当にわたしの事をからかったのでしょうか?
絶対にそんなこと言うような人じゃないのに!
ためしに地にも聞いてみました。
地「誰にそんなこと言われた?か、かわいそうに……………………………………プッ(笑)」
どうやらわたしは、本当にからかわれたのかもしれない!
絶対にそんなこと言うような人じゃなかったのに。
念のため、その人に電話してみたのでした。
わたし「もしかして、わたしの事からかってました?」
その人「はぁ?」
わたし「方向音痴の人はカーナビを持ったらいいって話」
その人「ああ、あの話ね!忘れてたよ(笑)」
わたし「友達にそのこと言ったら、絶対にからかわれたんだって言うんです」
その人「もしかして相談したの!?!?」
わたし「…はい」
その人「ハハハハハハハハ…………。ヒヒヒヒヒヒヒ…………………。
クックックックッ…………く、苦しい!うう…………
ちょっとごめん。電話切る。後で電話かけなおすからっ……ギャハハ……ブチッ!」
というわけで、電話を切られてしまいました。
そして、その後の電話もかかってきませんでした。
ぢ 〜 ぐ 〜 じ 〜 ょ 〜 う ! ! !
か 〜 ら 〜 か 〜 わ 〜 れ 〜 た 〜
ぐ 〜 や 〜 じ 〜 い 〜 〜 〜 っ
2003年9月11日 木曜日
くだもの
わたしは食べ物のスキキライが激しい。
友達に「いつも何食べてるの?」「人生のほとんどを損してるよ」と言われています。
そんなわけで、誰と食事をしていても、わたしの心はいつも孤独でした。
ところが、そんなわたしにもとうとう仲間ができました♪
もちろん、食べ物のスキキライが激しい仲間です。
一人は女の子、一人は男の人、二人もの仲間が一度にできたのです。
類友…と表現した方がいいのかもしれません。
先日9/6に地がキーボードで参加しているKGBのライブに行きました。
ライブの後、ファンを含めた打ち上げに、わたしも参加しました。
その時偶然一緒に座っていた女の子が、食べ物のスキキライが激しいことがわかったのです。
後で男の人が一人加わり、わたしたち三人は感激のあまり固く握手を交わしたのです!
三人とも全員キライなのは「くだもの」でした。
なんと「ジュースにすれば大丈夫」というところまで、一致していました!
これには本当に感動しました!!!
わたしは今まで、家族以外でくだものが食べられない人に会ったことがありませんでした。
祖母もママも姉も弟も、たしかくだものがキライでした。
15歳で親元を離れてしまったので、記憶も曖昧なのですが。
小さい頃から体が弱くてしょっちゅう入院していたわたしがもらった、バナナやメロンも、
パパだけが、独り占めできると言って喜んでいたように思います。
くだものなんて、パパみたいなおじさんが食べる「ゲテモノ」だ!と本気で信じていました。
くだものギライの方が珍しいなんて事実を知ったのは、ずっとずっと後のことでした。
もちろんわたしは自分が、食べ物のスキキライが激しいなんて事も知りませんでした。
スキキライを克服した食べ物もたくさんあるし、日々努力しているけど、
くだものは、どうしてもスキになれそうにありません。
あ、アボカドだけはスキでした。わさび醤油で食べるとおいしい!
これもママと一緒でした!
でも友達は「アボカドはくだものじゃないよ」と認めてくれませんでした(笑)
2003年9月 8日 月曜日
theKitchenGuysBand ライブの打ち上げレポート@9月6日(土)
KGBライブの後のビール党&カラオケ大会
今回は、初めていらした方も多かったので、一生懸命声をかけました。
みんな楽しそうな人ばかりでした。
アルコールは全く飲めないけど、たくさん友達もできたし、楽しかったです♪
オールの人は続けてカラオケに行きました。
ファルコさんは、さすがに歌が上手い!どの曲を歌っても安定してるし尊敬してしまいます。
モナぽプーさんは、曲をたくさん知っていて、ファンの女の子のリクエストに答えていました。
わたしも見習わなきゃ!
いのえもんさんが一時、わたしの隣に座って話をしてくれたのですが、
あまりの近さに緊張してしまって言葉がなんにも出てきませんでした(笑
いのえもんさは、イスの上ですごいノリノリで歌ってくれました♪
KGBライブで大声で叫びすぎたためなのか喉が痛かったけど、
けっこうたくさん歌ってしまいました。
おかげで今日も声があまりでないでいます。
けど、すごく楽しかったです。
あと、思ったのは、みんなレパートリーが広いなぁって事。
KGBファンには、音楽好きが多いのね。
また、みんなでカラオケ行けたらいいなと思いました。
(関連掲示板に書き込んだ内容を転載)
theKitchenGuysBand ライブレポート@9月6日(土)秋葉原PAGODA
KGBライブに行って来ました。楽しかったです。
今回のトークは、隊長の仕事がうまくいっていて、その感謝の意を表した言葉でした。
それから、4年後にいのえもんさんの厄年ライブをやる!と宣言してました(笑
ステージのちょうどボーカル位置の真上から雨漏りがしている…と他のバンドの人が言ってましたが、
ファルコさんはそんなの微塵も感じさせず、かっこよかった♪もちろん歌も上手でした!
あとでステージを確認したら、かなり床が濡れてました。。。
記憶によると曲目はこんな感じでしょうか。アンケートに曲目も書いてあったし。
1曲目:KGBのテーマ
2曲目:ふきだまり
3曲目:かげろう
4曲目:あの日のままで/新曲
5曲目:カラス
6曲目:やさしさ
7曲目:KGBのテーマ/またやるバージョン
ふきだまりのテンポが遅かったのは、そういうアレンジをしたからなのかな?
新曲は、アレンジとかよく考えられていたと思います。
まだ慣れていなかったらしく、ちょっと演奏が硬かった。けどいい曲。
やさしさが一番よかったと思います。隊長のソロも上手くなってた。
今回の音響はバランスがとれていたと思います。
(関連掲示板に書き込んだ内容を転載)
2003年9月 4日 木曜日
ぐっじょぶ!
昨日の夕方、東京では雷と大雨がありました。
わたしはその時、よく知らない土地を散々歩きまわって疲れはてていました。
突然の雷雨!小さな折り畳み傘をさしてみたけど、すごい風と雨で全身びしょびしょ。
ズボンの裾からも、ポニーテールのしっぽからもしずくがポタポタと流れ落ちていました。
日はもう暮れかけていて、一刻も早く家に帰りたい!
そう思って顔をあげたわたしの目に飛び込んできたのは、マンションの前まで連れて行ってくれるバスでした。
バスは今にも発車しようとしていました。
もちろん乗りたい!
でも風と雨が激しくて思うように体が動かないので、折り畳み傘を閉じて全力で走り、駆け込み乗車成功!
バスはわたしを乗せるとすぐに発車しました。
体中から流れ落ちる雨のしずく…
バスの中は空いていたけど、わたしは完全に迷惑な客だったと思います。
運賃は先払いのため、ぐちゃぐちゃの傘を握り締めた濡れた手でサイフを取り出し…
運の悪いことに小銭が全くありませんでした。
というか、一万円札しかありません。
しかたがないので、濡れた一万円札を見せながら運転手さんに話しかけました。
わたし「すみません。一万円札で大丈夫ですか?」
運転手「一万円札はダメですよ」
時間をかけてもう一度ガサゴソ探してみたけど、そんな時にかぎって予備の千円札もありません。
わたしは覚悟を決めました。
わたし「すみません。小銭が全くないので、降ろしてもらえませんか?」
運転手「……じゃあ、いいですよ」
わたし「え!?」
運転手「次回乗ったときに、2回分払ってください」
わたし「い、いいんですか?」
運転手「おたくを信用するから(笑)」
わたし「あ、ありがとうございます(泣)」
そんなわけで、無賃乗車をしてしまいました!
あの運転手さん、なんていい人だったんだろう!
次回、必ず2回分の払います。約束します!
だって、感動しました。
びしょびしょでイスに座れなかったわたしは、立ったままの姿勢で涙してしまいました。
洋服も髪の毛も、全身で泣いてしまいました。
運転手さん、ありがとう!降りる時には丁寧におじぎをしました。
バスを降りると、あんなに激しかった雨はスッキリやんでいて、わたしの気分もなんだかスッキリしていました。
すれ違うだけの見知らぬ人にやさしくしてもらうのって、なんてステキなんだろう。
仕事で人を感動させる事って、そんなに簡単じゃないよね。
わたしは運転手さんに「ぐっじょぶ!」と言いたいです。